【まめ知識】街でよく見かけるこの青いマークを知っていますか?

最近、街でよく見かけるこの青い矢印のようなマークをご存じですか?
これは『矢羽根型路面表示(やばね)』と言って、自転車の安全な通行を促すため、車道の左側に自転車の正しい通行位置と方向を明示するものです。自転車利用者だけではなく、自動車ドライバーに対しても「自転車が走りますよ!」と、車道上の自転車通行位置を知らせる役割があります。

自転車は車道の左側を通行するのがルールですが、現状、路上の駐停車が多いことなどを理由に、歩道を通行する自転車も多く、歩行者の安全が脅かされています。同時に、自転車自身の事故の危険性もあります。

北海道開発局と札幌市では、このような問題への対策の一環として、都心部における矢羽根型路面表示による自転車通行空間の明確化を推進すると共に、ドライバー向けにも啓発を実施しています。

自転車を利用する際、矢羽根型路面表示のある道路においては、このマークに沿って安全を確認しながら、車道の左端を通行しましょう。また、自動車を運転する際は、左折時の自転車巻き込みに注意する、車道停車時のドアの開け時に後方注意するなど、互いに思いやりをもってルールを守りましょう。

【次の場合、普通自転車の運転者は歩道を通行できます】
・歩道に「普通自転車の歩道通行可」の標識や表示があるとき。
・13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者や身体の不自由な人が普通自転車を運転しているとき。
・車道又は交通の状況から、自転車の通行の安全を確保するためやむを得ないとき。等

詳細は札幌市のホームページにてこちら(外部のウェブサイトに移動します)
※矢羽根型路面表示の整備状況図などが確認できます。

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