【報告】「CHANGE FOR THE BLUE」海の未来を変えるポロクルの挑戦!
“これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めるムーブメンを起こすプロジェクトである「CHANGE FOR THE BLUE」。
海のごみは、海に行く人が気をつければよいのでは?と考える人も多いと思いますが、海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って流れ出したものとされ、2050年には、プラスチックをはじめとする海洋ごみが、魚の量より多くなるともいわれています。
この問題を解決するためには、海だけでなく街でのアクションも重要であり、街をフィールドに環境に優しい移動手段を提供してきたポロクルが、“街から海にごみを出さない”という意識を伝えることで、この問題に関心を持つ人をもっと増やせるのではないかと考え「CHANGE FOR THE BLUE」とタイアップし、様々な活動を行って参りました。この活動について皆さまにご報告いたします。
ポロクル車体にて「CHANGE FOR THE BLUE」をPR
2021シーズン開始から約2ヵ月間、北海道の未来の海への想いを込めた「北の海をずっと美しく」のコピーをデザインした車体広告を掲出し、50カ所以上のポート間を走る広告として、ポロクルご利用者様のみならず道行く市民の方にも、このプロジェクトを知ってもらう『きっかけ』を作りました。
ポロクルクルーによる街の美化活動への取り組み
春の海ごみゼロウィークとされている5月30日から6月13日までの約2週間は、プロジェクトの更なる周知のため、学生を中心としたポロクルクルー(現場運営スタッフ)がコラボTシャツを着用し、ポート設置エリアの清掃を強化するなど街の美化活動に取り組みました。
「今回の取り組みをきっかけに知ってもらえる人が増えると嬉しいし、周りの人にも教えてあげたい」「なんで海なんだろうって思ったけど、今回の取り組みで海洋ごみとまちのごみの関係を知った」といった声が聞かれ、スタッフの意識向上にも繋がりました。
「街から海を変える! ごみゼロ ごみ拾いチャレンジ」の実施
5月30日(ごみゼロの日)から延期となっていた「ごみ拾い」を、受付を屋外に設置・開始時間の分散・ごみ拾い場所の指定無しといった新型コロナウイルス感染拡大防止対策に十分配慮して、9月26日に開催いたしました。
参加者は様々な場所で拾った、たくさんのごみを手に戻られ、「子どもたちが学校でSDGsについて学び、興味を持っていたので一緒に参加した」「東京在住時から継続的にごみ拾いイベントに参加している」などお伺いし、皆さまの意識の高さにスタッフ一同驚かされ、感激しました。
未来のために、今私たちができることを
私たちが住む北海道は海に囲まれていて、美しく豊かな海洋資源に支えられ生活をしています。当たり前と感じていたそのことが、今、様々な問題により当たり前ではなくなりつつあります。
今回、「CHANGE FOR THE BLUE」の活動を通し私たちは、目の前にある問題を自分事として捉え、問題意識を持ち、たとえ小さな一歩でも、今できることに取り組んで行くことが大切であることを強く感じました。
私たちは、未来を担う子どもたちのためにも美しい海を残せるよう、これからも、皆さまにも海洋ごみをはじめとする環境問題に関心をもっていただけるような活動をして行きたいと考えています。
【CHANGE FOR THE BLUE とは?】
”これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を高めるムーブメントを起こすため、産官学民からなる多くのステークホルダーと連携し、海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信するプロジェクトです。
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